NEW HOLLAND 圃場生育調査サービス

精密農業関連商品

ドローンを使用した圃場の生育調査サービス

ドローンの生育調査といえば、専門知識や高度な技術、高価な機材が必要だというイメージがあり敷居が高いイメージがありましたが、日本ニューホランドでは市販の一般的なドローンで、どなたでもかんたに圃場の生育調査ができるサービスを開始いたしました。お客様がお持ちの市販品のドローンを無改造で、ご自身で撮影していただくことにより、高品質でありながら低価格な生育調査マップの作成を実現しました。
ドローンによる生育調査は、雨と強風を除いた多くの気象条件で撮影が可能ですので、天候不良によるデータ不足のリスクを低減できます。お客様が必要なタイミングで圃場を撮影して、画像データをお送りいただくだけですぐに生育調査ができますので、ご自身の圃場の生育チェックをぜひご検討ください。

生育調査をもっと手軽に

従来の生育調査といえば、マルチスペクトルカメラを搭載した専用のドローンであったり、市販のドローンを改造して近赤外線カメラを取り付ける必要があり、さらに撮影の際はプロフェッショナル向けの、難解な自動飛行アプリを使用する必要がありました。日本ニューホランドでは、5年以上に渡って業務用の近赤外線カメラの生育調査と並行して、市販のドローンに付属するカメラ(可視光カメラ)での生育調査を行って比較検証をおこなってきました。その結果、雪解け直後や収穫期などの一部のシチュエーションを除くと、多くのシーンで可視光カメラでの生育分析も近赤外線カメラと同等の効果が得られ、非常に有用である事がわかりました。
この生育調査サービスには高度な知識や技術は全く必要なく、撮影の際に使用する自動飛行アプリも、初心者でもかんたんにお使いいただけます。
対応するドローンをすでにお持ちの方は、追加投資することなく、今すぐご自身の圃場の生育調査をおこなうことが可能です。


ご利用方法

お客様ご自身で、生育調査をしたい圃場をドローンで撮影して頂きます。
その撮影した画像データを日本ニューホランドへお送りいただくと、画像データを解析処理して生育分析マップを提供します。
撮影の際は、通常ドローンを飛行させるアプリは使用せず、専用のアプリを使用して、圃場上空を自動飛行して撮影します。離陸の前に撮影範囲と高度を設定すると、ドローンは自動で飛行ルートを移動して、自動でカメラのシャッターを切ります。飛行中のドローンは一切操作の必要はありませんが、法令上、自動飛行の際は常に機体を目視する必要がありますので、飛行中のドローンを常に注視できる場所で飛行を開始してください。自動飛行と聞くと難しいイメージがあるかもしれませんが、無料のPix4DCapture アプリを使用する事により、初めての方でも簡単にお使いいただくことができます。
下記バナーをクリックするとアプリのダウンロードページが開きます。

Download on the App Store  



ドローン推奨機種

この生育調査サービスは、どなたでも簡単に生育調査のための自動飛行が出来るようにPix4D Captureアプリの使用を推奨しておりますので、Pix4D Capture対応のドローンが推奨機種となり、主な対応機種はDJI製の Phantom 3, Phantom 4, Mavic Air, Mavic Pro, Mavic 2 Pro などに対応しており、Mavic 3, Mavic Air 2へは現在非対応となっております。
Pix4D Captureの対応機種につきましてはPIX4Dcapture対応ドローンで最新の情報をご確認いただけます。
※注1 機種を問わず、モニター一体型のスマート送信機はお使いいただけません。
※注2 画像解析処理は、生育調査(測量)撮影アプリを問わず 『ジオタグ付き静止画像、オーバーラップ&サイドラップ80%、飛行高度60m以上』 の条件を満たして撮影をした画像であれば、解析処理をおこなうことは可能ですので、すでに別のアプリを使用して撮影をおこなっている場合は、別途ご相談ください。ただしPix4D Capture以外の生育調査(測量)用飛行アプリは、当社で検証をおこなっていないため推奨はせず、サポート対象外とさせていただきます。


提供データ

お客様が撮影し、送信していただいたデータはニューホランドが解析処理をした後に、PDFレポートを作成してメールで送信、または郵送でお届けします。PDFには、通常の見た目の「オルソ画像」と、生育の良い場所を緑色、悪い場所をい赤く塗り分けた「生育調査マップ」の2ページあります。
解析処理は、画像データをお受け取りしてから1~5営業日(郵送の場合+配送日)でお客様へデータを送信します。ご依頼状況により日数は変動いたしますので、お急ぎの場合はお申し込みの前に、事前にご予約頂いて納期のご確認をいただけますと、スムーズにデータをお受け取りいただけます。


生育調査の流れ

1.最寄りの営業所へお申込み
2.ご自身で圃場をドローンで撮影します
3.撮影データを送信(または郵送)
4.データ解析処理
5.解析結果をPDFレポートでお客様へ送信(または郵送)

※の部分がお客様に行なっていただく作業です


生育調査の活用事例

下記リンクをクリックすると、大きな画像で表示できます。
小麦の生育調査事例(起生期)
小麦の生育調査事例(幼穂形成期)
小麦の生育調査事例(止葉期)
小麦の生育調査事例(開花期)
水稲の生育調査事例
大豆の生育調査事例
馬鈴しょの生育調査事例
長ネギの生育調査事例
デントコーンの生育調査事例
ビートの生育調査事例