カーターディ社のユニフローセパレーターは米や麦の脱ぷ、砕粒、枝梗付着粒及び未熟粒等を除去する為になくてはならない精選機です。
内面に、くぼみが付いているインデントシリンダーによる選別は、その精度と処理能力、優れた耐久性と共に世界的な評価をいただいています。日本においても昭和42年に初めて導入して以来、大型カントリーエレベーターやライスセンター、種子センターなど全国各地で数多く稼動しており、安心してお使いいただけます。

特徴

●シリンダーのポケットサイズは、0.8ｍｍから23.8ｍｍまで、30種類取り揃えており、あらゆる穀類に対応できます。
●豊富な機種を取り揃えておりますので、プラントの処理能力、用途に合わせて最適なモデルが選べます。
●ユニフローには、上部にスカルパレーター(粗選機)を取り付けたタイプもあり、より高い能率と精度が得られます。
●選別の範囲は、トラフ角度の調整ハンドルで簡単に出来ます。
●頑丈でシンプルな構造は、長期間安心してご使用になれ、なおかつ、維持費も少なく済みます。

ユニフローの選別原理

長さ2.2ｍのインデントシリンダーの内面には一定サイズのくぼみが無数についています。シリンダー内を通過する穀類は回転するシリンダーのくぼみに収まり、上がりますが、遠心力と滑り落ちる力のバランスにより、くぼみより大きく長い物は途中で落下しシリンダー底部に戻り、傾斜によりシリンダーの下側から排出されます。小粒のものはくぼみ内に収まったままシリンダー内上部まで上がりそのままトラフ内のシリンダー中心部に設置されているトラフオーガ内に落下し、別の場所から排出されます。

モデル紹介

選別処理量により多くのフローシステムがあります。

ユニフロー用セグメントシリンダー

ユニフローNo3+トライアングル型

MO-UF-3H-3Ｓモジュラーユニフロー

仕様

※仕様は改良のため、予告なく変更する場合があります。フローにより変わりますので排出部、投入部等の寸法、重量は含んでいません。(参考寸法、重量等)